韓国の4月の消費者物価上昇率は4・8%
上昇し、13年6ヶ月ぶりの最高値となった。
韓国銀行によると、消費者物価の先行指標と
なる生産者物価指数は1年前に比べ9・2%上昇。
このことから、物価上昇は暫く続きそうだ。
最近の為替レートも、1ドルが、1300ウォンに
近づくなど、12年10ヶ月ぶりのウォン安
ドル高水準となり、輸入物価の上昇が激しい。
消費者物価上昇率が3%台に乗った時、目標と
するインフレ率を達成したとしていた当局も
ここへ来て、抑制に動くにも動けない八方
塞がりの状態で、成り行きに任せるしかない。
より深刻化して来ているのが、家計負債の
増加と貸付け金利の上昇による家計破綻。
若年勤労者層の、毎月の元利金返済額が、
可処分所得の3分の1を超える状況の中での
物価上昇は、生活に直接的な打撃を与える。
韓国内の経済学者は、金利上昇に伴い家計
破綻の所帯が増えれば、金融危機の前兆に
なりかねないと警戒感を露わにする。
2008年の通貨危機の際に似た経済環境に
なって来たと指摘する専門家も多い。
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