ページ

2022年6月10日金曜日

韓国女性 子育てコスト増で出産先送り

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
枝 垂 れ 桜  平野神社



女性が、出産可能年齢の間に産む子どもの

人数の平均値を表す合計特殊出生率の経済

協力開発機構(OECD)諸国の2020年の平均では

1・59人となっている。

韓国の、2021年の合計特殊出生率は0.81人と、

OECDの平均値を大幅に下回った。

文在寅が残した[負の遺産]のうち、国民が

新政権に求める2番目に重要な対策が、この

少子高齢化問題で81・7%となっている。

政府は、2021年に出生率をあげる対策費と

して4兆7400億円ほどの予算をつぎ込んでいる。

だが、日本も同様だが、政策を立て、お金を

つぎ込んだからと言って、容易に出生率

向上に結び付かない。

一般的に、高学歴になるほど出生率は下がると

言われているが、韓国は中国と同様に、子供に

多くの教育費がかかることが大きな要因だ。

小さなころから競って、習い事や学習塾に

通わせ、家庭教師を付けたりするのが通例と

なっている過剰な競争がある。

子供を儲けることによる過大なコスト負担が

少子化の大きな要因だと指摘されている。

韓国では、最近出産可能限界の年齢に近づいた

未婚女性を中心にした卵子凍結保存をする

人が増え、韓国最大の不妊治療クリニックでは

2021年に約1200人の未婚女性が凍結保存をした。

子供を持ちたくても持てないのは、社会の

改革が必要なことを意味し、施政者の責任だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









0 件のコメント: