世界気象機関(WMO)は、各国の気象当局などの
データを基に、世界の気候の現状と将来の
予測に関する分析結果を公表した。
2021年1年間の世界の平均気温は、産業革命
前と比べてすでに[1・1度]上昇し、気候変動に
よる深刻な影響が不可逆的に広がるとされる
[1・5度]に近づいているとしている。
そのうえで、将来、気温上昇が一時的に
[1・5度]を上回る可能性は、2015年の時点では
ゼロに近かったものの、2022年から2026年
までの5年間では、48%に高まっていると分析。
また、今後5年間のうちに年間の平均気温が
過去最高だった2016年を上回る可能性は93%に
上るという試算も示している。
近年、インドは毎年猛暑に苦しめられており、
2022年も5月半ばに一部地域で摂氏49度以上に
まで上昇し、政府統計によれば3月下旬以降で
少なくとも25人が熱中症で死亡している。
過去5年で最も多い数だ。
特に暑さの厳しいグジャラート州アーメダ
バードで、2010年の熱波で1300人以上の
犠牲者が出ている。
インドと隣国パキスタンに住む10億人以上が
猛暑によるリスクに晒されている。
冷房装置の持てない所得層には、熱波は
「目に見えぬ殺人者」となっている。
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