2022年7月は、地中海沿岸地域などで熱波に
よる被害が広がったが、豪雨による被害も
世界各地で発生。
中国では例年、6月には梅雨前線による豪雨で
洪水の季節が始まり、最近は長江流域の洪水や
三峡ダムの安全性などが報じられて来た。
だが今年は、南部地域での洪水発生が頻繁に
報じられている。
5月から、豪雨が降り続いた中国南部では、
60年ぶりとなる豪雨で土砂崩れや河川の氾濫
などの被害が広がっている。
少なくとも7省で土砂崩れが発生したという。
広西チワン族自治区や広東省、福建省などの
降水量が1961年以来の最高記録なり、各地で
洪水が発生したほか、南西部の貴州省でも
豪雨により広範囲に河川の氾濫がのため冠水。
7月24日夜、パキスタンの最大都市カラチで
60mmを超す大雨が降り、わずか数時間で
約1カ月分に相当する雨量を観測。
6月に始まったモンスーンによる降雨で、
既に全土で300人以上の犠牲者が出ている。
また、イランでは全31州のうち、21州で
7月中旬からの豪雨で各地で洪水が発生し、
29日までに69人の死亡が確認されている。
例年6~9月は、降水量が少ないか、あっても
少ない乾燥地帯が広がるイランで、この時期の
長期にわたる降雨は、洪水禍に結び付く。
ペルシャ湾を挟んだ対岸のアラブ首長国連邦
(UAE)でも、29日に大雨で洪水が発生し、
7人の死者が出たと伝えている。
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