ページ

2022年8月1日月曜日

イタリアでウエストナイル熱が広がる 死者も

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
石  斛



イタリアで、2022年6月初から7月19日までに、

ヒトにおけるウエストナイルウイルス(WNV)

感染確認が、15例が報告された。

ウエストナイル熱は、発熱や脳炎症状を来す

蚊媒介性疾患のひとつで、日本脳炎やデング熱

などのウイルスと同じフラビウイルス科に属する。

ヒトへはウイルスを保有する(最も頻繁には

アカイエカ型)に刺されることにより感染する。

通常、ヒトと蚊の間での感染サイクルや、

感染者との接触によってヒトからヒトへと

広がることはない。

このウイルスは他の哺乳類、特に馬にも感染し、

時には犬、猫、ウサギなどにも感染する。

症状は、発熱、頭痛、吐き気、嘔吐、リンパ

節の腫れ、皮膚の発疹。

症状は数日、まれに数週間続くことがあり、

人の年齢によって大きく異なる可能性がある。

小児では軽度の発熱がより頻繁に起こり、

若者では中高熱、目の赤み、頭痛、筋肉痛が

起るが、高齢者や衰弱した人々では、症状が

より深刻になる可能性がある。

最も重篤な症状は、平均して感染者の1%未満。

重症の場合は、致命的な脳炎発症の可能性も。

ウエストナイル熱を予防するワクチンはない。

予防は、日本脳炎などと同様に、に刺され

ないことと、蚊の発生を抑えること。

は毎年再発する厄介な昆虫であり、人類

最大の敵であり、1年間に83万人もの命を奪う。

蚊を惹き付けるか否かを決めるのに、遺伝的

要素が大きな役割を果たすという。

蚊はB型の血液よりもO型の血液を好み、

O型の血液の人は、A型の人の約2倍蚊に

噛まれやすい。

生物的防除研究所は、人間の約85%が蚊に

刺される前に所属する血液型を皮膚の匂いで

知らせる化学物質を生成しているためだとする。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: