家族や友人と共に過ごす、夏休みの楽しみは、
何といってもバーベキューだろう。
最近は、野生のイノシシやシカの肉を手軽に
入手することもできるようになって、焼き肉の
対象に幅が広がって来た。
消化器関係の専門家は、流行のジビエ(野生
鳥獣の食肉)料理での危険性について警告する。
生食は絶対に避けること、また、焼き肉では
十分に火を通してから食べることを忠告。
また、調理器具の扱いも注意が必要だとする。
ジビエには、E型肝炎ウイルスが潜伏している
ことがあり、もし急性肝炎の一種であるE型
肝炎に感染すると、肝臓に激しい炎症が起こり、
肝臓が肥大して肝臓を覆う肝被膜が伸びる。
そのため、右脇腹から背中にかけての激しい
痛みを覚えることになる。
「急性肝炎では、採血による肝機能検査の
AST(正常値=8~40IU/l)やALT(正常値=
5~35IU/l)が、一時的に2000~3000IU/lに
上がるほど激しい炎症を起こすことがある。
一過性の症状で、暫くすると正常値に戻るが、
まれに劇症肝炎を発症することがある。
劇症肝炎は急性肝不全とも呼ばれ、激しい
炎症で肝細胞が壊死て肝機能が急激に低下する。
急性肝不全に陥ると命に関わることになり、
ジビエには大きな危険性が潜む。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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