ページ

2022年8月24日水曜日

中国 記録的猛暑 長江流域では旱魃が深刻化

備えよ常に! 備えあれば憂いなし




2020年6月から7月にかけて、長江の上流から

三峡ダム下流域にかけて豪雨が続いた。

三峡ダムは、貯水の能力を超える流入で、

ダムの崩壊の懸念が広がり、長江の下流域では

4000万人を超える住民が洪水で被災した。

ところが、2年後の今年は8月に入っても、

まとまった降水量がなく、長江流域は広範囲に

渡って、旱魃に苦しめられている。

1961年以来となる猛暑で、国内の262ヶ所の

気象観測所が44℃以上を記録。

雨が降らず、河川は渇水で水力発電が稼働

できないため電力不足が深刻化。

水力発電の比率が高い四川省の当局は、省内の

多くの工場に対し、今月15日から20日

までの操業停止を指示。

長江の一部流域では、降雨量が通常の半分

以下になって、水位が去年の同じ時期に比べて、

3mほども下がり、一部では干上がって、

船舶の航行にも支障が出る事態に。

また、農業部門への影響も甚大であるため、

三峡ダムは8月16日に、下流の水量を増やす

ため、10日間、放水量を5億立方m増した。

干ばつに見舞われている長江周辺の湖北省など

多くの省が、雨不足に対処するためヨウ化銀を

ロケットで雲に発射して雨を降らせる[クラウド

シーディング](雲の種まき)作戦に始めた。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: