今年4月中旬頃から、中国の河南省や安徽省
などにある銀行の口座が消える事件が発生。
[消えた]口座預金が最も多い四つの村鎮銀行
では推計40万口座、8000億円に達する預金が
消えて多くの預金者が被害に遭った。
被害に遭った人々は、年利9~10%の高金利に
惹かれて預金商品に資金を預けていた。
預金者は、インターネット上の金融プラット
フォーム経由で、銀行監督管理当局の規制を
受けない金融口座に送金していた。
今年4月中旬から、河南省の鄭州市に本店を
置く複数の地方銀行が、預金システムのレベル
アップと称して、ネットからの預金の引出しが
不能となり、大勢の預金者が本店に詰めかけた。
だが、引き出しが出来ず、大きな取付け騒ぎに
発展し、市当局が警備に乗り出していた。
問題の銀行は、河南新財富集団の支配下にあり、
集められた金は、この集団のキプロス国籍の
オーナーが、当局の協力者を抱き込んで秘かに
海外に送金し、本人は海外に脱出している。
6月に入って、預金口座が消えていることを
知った被害者が河南省鄭州市にある銀行の
本店などに押し掛けて取り付け騒ぎになった。
6月12日ごろに、鄭州市で抗議活動をしていた
預金者だけでなく、鄭州へ向かう預金者の
スマホの健康コードが突如、コロナウィルス
感染による陽性を示す[赤]表示となった。
赤色の[陽性]表示により、移動禁止となった。
これに対し、被害者は一斉にSNSの上で、
直近のPCR検査陰性証明と[赤いろの健康
コード]を共にアップして疑義を開示した。
習近平の側近が管轄する鄭州市政府が、健康
コードを操り、被害者を抗議活動から遠ざけた。
当局は消えた預金の経路究明を明らかし、
預金者の保護をすることもなく、所有を義務
付けた健康コードを使用して、国民の行動の
自由を支配することに更に大きな抗議が発生。
中国が備える体制の危険性が、また白日の下に。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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