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2022年8月16日火曜日

能登半島地震は地下のマグマの動きが原因

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
バ ン ビ  奈良公園



日本列島には、大まかに北米プレート上にある

東日本火山帯とユーラシアプレート上の

西日本火山帯が存在する。

大別した東西の火山帯の中に、グループに

分かれた火山をまとめた火山帯が存在する。

東日本火山帯では、北から千島火山帯、那須

火山帯、鳥海火山帯、小さな乗鞍火山帯、

それに小笠原諸島方面に大きく伸びる富士

火山帯がある。

西日本火山帯では、大山火山帯と九州中央部

から南西諸島面に伸びる霧島火山帯がある。

現在活発な活動をする火山が存在しない

近畿、中国、四国地方も火山と無縁ではない。

日本列島は、北の端から南の端まで火山の

源となるマグマの上に存在すると言えそうだ。

近くに活火山が存在しないのに、群発地震が

発生して不思議がられる原因の一つがマグマの

動きによって引き起こされる群発地震。

専門家の説明では、2022年6月に群発地震の

発生で不安が広がった能登半島の珠洲市周辺では

地下深くに存在する流体、水の移動が地殻変動に、

大きく関与しているのが、群発地震の原因とされた。

この能登半島地震は、1965年に発生した長野県の

松代の群発地震と似ているとの指摘がある。

この地震に関連して、大量の水が噴出している。

その後調査で、この地震は地下深くのマグマが

上がって来たことによるものと判明している。

このマグマが、地表に顔を出せば噴火になる。

歴史上、火山がなかったところに突然噴火した

火山に、宮城県の安達火山、秋田県の一ノ目潟

(いちのめがた)、山形県の肘折火山、北海道

函館沖の銭亀火山などがある。

専門家は、日本国内ではどこで噴火が発生しても

不思議ではないとしている。

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