2ヶ月間に及ぶロックダウンで上海市のコロナ
感染拡大を封じ込めに成功した自信も束の間、
1ヶ月半後にはコロナウィルス感染拡大が
全国に広がって来て、住民は突然のロック
ダウン強行におびえ始めている。
どこかで感染者が確認さると、時・場所を
選ばず突然に建物を封鎖する荒業が行われる。
8月中旬、北京市では入場制限などの導入が
行われているほか、上海では大型家具店が
突然封鎖され、中に居た買い物客が４８時間も
店内に閉じ込められる事態も発生。
8月6日には、中国南部のリゾート地、海南島の
三亜市で、新型コロナウイルスの感染が広がり、
地元当局は全市で、厳しい外出制限措置を実施。
このため、8万人に及ぶ観光客が島のホテルに
閉じ込められる事態となり、騒動が発生した。
海南島だけでなく、新疆ウイグル自治区や
チベット自治区などを中心に新規感染者が急増。
日本と同様、夏休みの旅行で、地方の観光地に
ウィルスをばら撒いている結果となった。
多い日には、1日の新規感染者数が3000人を
超える日も出る事態となっている。
中国国家衛生健康委員会は、8月19日に31省・
自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から18日に
報告を受けた感染者数は603人だったと発表。
感染者の報告が北は黒竜江省、南は雲南省、
東は青海省と全土から寄せられている。
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