中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の
小委員会は8月1日、2022年度の最低賃金の
目安を全国平均で時給961円にすると決めた。
前年度比の上げ幅は31円と過去最大で、
伸び率は3.3%になった。
足元で進む物価上昇率などを反映した伸び率。
食卓の値上がり分を補填しただけで、実質的な
可処分所得の増額には繋がらない。
8月1日の為替レートで、韓国と比較すると
¥1.00=w9.85なので、韓国の来年の最低
賃金はw9620なので、円換算では976円となる。
日本の961円との差は15円、1.6%弱低い。
文在寅は、在任中に無謀とされる4割ほども
最低賃金を引き上げ、週の労働時間も短縮。
最低賃金で働く人たちにとっては、日本より
物価が安い韓国での生活は、来年も日本人より
楽に生活ができることに。
1ドルが105円~110円の時から20%ほども
円安になっているから、逆転したと言えば
それまでだが、これで良しとして来たことが
日本全体の賃金が上がらない理由でもある。
物価上昇分だけは補填してやるとの考え方で
生産性の上昇分は経営者の実力によるものと
して企業内に留保されて行く。
蜜の分け前に与かれない日本の働きバチ。
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