ページ

2022年11月10日木曜日

韓国 来年の新規雇用者数は10分の1に減少

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ハ ギ  子規の庭



韓国の経済指標や見通しが急速に悪化している。

IMFは、韓国の経済を支えている輸出の伸び

率が、来年度には0%に落ち込むと予測。

経済成長率の予想も、2・9%から2・0%に

下方修正されている。

米国の金利上昇のあおりを受けて、政策金利も

3%から、4%への上昇も予測され、急速に

資金繰りが悪化しており、ノンバンクの貸付

利率は8%台だとか。

これでは、中小企業は借入も不可能の水準だ。

こうした経済環境の悪化見通しを反映して、

韓国開発研究院(KDI)は最近の就業者数に関する

報告書で、来年増加予定の雇用者数が、今年の

80万人に迫る雇用増加幅から、一転して

10分の1の8万人にまで減少するとしている。

新卒予定者にとっては、すでに地獄だ。

何故このような極端なことが生じるのか?

原因は、終身雇用制が根強く残っていること。

労働貴族が巣食う現代自動車労組の要求は、

終身雇用制度と定期昇給に企業年金増額。

中小企業は、最低賃金の急激な大幅上昇や

労働時間短縮政策で、新規雇用に二の足。

景気悪化が目の前に迫っていれば、新規の

雇用者増などはもってのほかであるから、

現在の労働者の自然減少人員補充が上限数。

硬直的な終身雇用制を改め、労働市場を

流動化し、いつでも雇用先を移れて、再就職が

可能な制度に改革しない限り、就業希望者は

空き待ちの就職となる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: