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2022年11月19日土曜日

糖尿病・動脈硬化予防に減塩[日本食]を推奨

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ハ ギ  子規の庭



日本人の寿命は年々伸びており、1960年の

平均寿命は、男性65・32歳、女性70・19歳だった

のが、2021年の簡易生命表では男性が81・47歳、

女性が87・57歳と、約60年の間に日本人の

寿命は、他国に類を見ないペースで伸びている。

1960年代の主な死因は肺結核などの感染症、

脳出血や胃がんだったのが、予防医学の著しい

進歩と日々の食事の変化が、日本人の長寿化を

もたらした大きな要因。

だが、他方、食習慣の欧米化、特に動物性

脂肪の摂取増、マイカー移動による運動不足は

肥満者やメタボリック症候群、さらには脂質

異常症、高血圧、糖尿病患者数を増加させた。

その結果として動脈硬化性疾患も生じさせた。

古来の日本食にも[塩分過剰]の問題があった。

塩分の摂り過ぎは高血圧をもたらし脳出血を

招くだけでなく、胃がんの発症にも関連する

ことが指摘されており、食事の形態や種類に

関係なく[減塩]が重要。

2022年7月に発表された、動脈硬化性疾患予防

ガイドラインでは、[肉の脂身や動物油(牛脂、

ラード、バター)、加工肉を控え、大豆、魚、

野菜、海藻、きのこ、果物、未精製穀物を

取合わせて食べる[減塩した日本食パターン]の

食事は血清脂質を改善し、動脈硬化性疾患の

予防が期待される]として推奨している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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