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2022年11月2日水曜日

22年10月 太陽に巨大な黒点出現 磁気嵐懸念

備えよ常に! 備えあれば憂いなし




国立研究開発法人 情報通信研究機構 電磁波

研究所 宇宙環境研究室は、地球周辺の宇宙

環境の変動によって影響を受ける可能性の

ある通信・放送インフラや宇宙システム等の

運用や利用などに役立てる目的で、宇宙天気

予報を出している。

日々の太陽フレアの状況や地磁気攪乱の状態

などの観測結果をを公表している。

2022年10月、太陽フレアの活動はレベル4の

うち2のやや活発の状態にあり、これに伴い

地磁気攪乱状況も、レベル5段階のうち2の

やや活発の状態にある。

8月20日には、観測できないほど小さかった

太陽黒点が、2日後には面積が10倍以上に

拡大した上、黒点の数も2つに増えた。

しかも、黒点の1つは急速に拡大し、中央の

暗部の大きさは地球に匹敵するほどという。

米国の専門家は、大規模な磁気嵐が迫って

いる可能性があると警告している。

太陽の黒点は、表面で周囲に比べて温度の

低い部分は暗く見えるため[黒点]と呼ばれるが、

比較的低温とはいえ黒点の平均温度は3,700℃、

周囲では5,500℃に達することもあるとされる。

今回の黒点には、AR3085という名前が付け

られたが、アルファベット2文字は黒点の

[活動領域]を示すものであり、4桁の数字で

識別を行う。

磁気嵐が、地球を襲うと世界各国の通信放送網を

中心に、社会インフラに大きな影響を及ぼす。

1989年3月13日に発生した磁気嵐は地球に

非常に大きな影響を及ぼし、カナダでは電力

公社の電力網を破壊し、深刻な被害を与え、米

国の気象衛星の通信が止まるなど、各国で

インフラが混乱した。

備 えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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