世界の工場、中国の輸出が急減速している。
加工貿易が中心の中国、輸入する部品や中間財、
輸出する製品に使用されるコンテナーの動きが
激減し、荷動きが落ち込んだことで、コンテナー
船の運賃が急落している。
コンテナー不足、船腹不足で海上運賃が暴騰し、
日本で輸入商品の値上げが甚だしかったのが
ウソのような様変わりになりそうだ。
中国の輸出が不振であることに証拠。
対中輸出が、全体の25%も占める中国依存度の
高い韓国にとっては大打撃だ。
物価刺激なしに成長しうる経済の基礎体力を
表す中国経済の潜在成長率が止まり、下げに
転じており、10年後には3%にまで落ちこむ
との予想が出されている。
だが、習近平が3期目入りに当たり、公表された
経済政策は成長の骨なしで、共同富裕が強調
され、消費経済成長促進策には言及がなく、
IT産業などの成長業種は、無視され、敵視。
こうした成長抑制策で、3%成長に疑問符も。
今年と来年の中国の実質輸出増加率が、年平均
6ポイント低下し、GDP成長率を1.1ポイント
下げると予想されている。
こうした影響をもろに被るのが輸出が経済の
根幹となっている韓国。
既に、韓国には大きな影響が出ており、10月
20日までの今年の韓国の対中貿易黒字(輸出額ー
輸入額)は27億ドルで、昨年同期より86%減少。
既に、7日月連続で貿易赤字が続き、韓国政府は
通年での経常黒字は大丈夫とするが、厳しい。
ウオンの下落は止まらず、外貨準備高も減少。
厳しさが増すソウルの冬。
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