高血圧は、生活習慣病の中でも最も多い病気で、
薬でコントロールすることはできても、完全に
治すことは出来ないため、予防が大切とされる。
日本では、高血圧や脳梗塞・脳溢血予防には
減塩が叫ばれ、減塩運動も盛んだ。
米国医師会関連の医学誌に、[ナイアシン]という
ビタミンの効果に着目した論文が掲載されてた。
[ナイアシン]は、ビタミンB3とも呼ばれ、
体の代謝やエネルギー産生に不可欠な成分。
肉や魚、キノコや穀類などに幅広く含まれて
いるため、大きな偏食さえしなければ、摂取
不足に陥ることはない。
バランスの良い食事を取ることが、高血圧の
予防には最も重要。
最近の中国の調査では、1万2000人を超える
一般住民に食事と血圧との関連を検証した
ところ、ナイアシンの1日の摂取量が15・6
ミリグラムを超えない範囲であれば、摂取量が
多いほど高血圧の発症は予防されていた。
だが、それを超えると逆に高血圧のリスクは
増加していた。
TVコマーシャルなどで、1日に野菜350グラム
摂取を勧めているが、具体的にはどうか。
ある自治体の説明では、生なら両手で3杯、
茹でれば片手で3杯が350グラムが目安とある。
では、ナイアシンの1日の摂取量が15・6mmgは
具体的にどのくらいなのか、過剰摂取はマイナス
効果というから、適量の判断のしようがない。
穀類、肉や野菜に幅広く含まれているならば、
過食は高血圧のリスクになるということか。
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