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2022年11月8日火曜日

韓国経済 大黒柱の半導体不況が直撃で揺らぐ 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
鉄 砲 百 合



我が世の春を謳歌し、世界制覇を謳い、悦に

入っていた韓国半導体産業、一つの決算期の

後は火の車、漢江に浮かぶ泡沫のようだ。

韓国が、世界に誇る唯一の産業の半導体企業の

7~9月期の営業利益が大幅減益の直撃を受けた。

サムスン電子の本業のもうけを示す営業利益は、

前年同期比31・4%減の約1兆1200億円だった。

業界2位のSKハイニックスは、前年比で

60・3%もの大幅減益に。

その他では、LGディスプレーは営業赤字に。

また、現代自動車の連結純利益は、前年同期比

5%減の約1460億円の減益に。

世界経済の落ち込みの影響を受けたと言えば

それまでだが、問題なのは、各社とも計画

済みの投資計画まで撤回や見直しを迫られる

状況にあること。

来期以降も、韓国勢が主力とするメモリー

半導体市況は、一段の悪化が予測されており、

回復まで2~3年を要するとの声も。

5月の尹錫悦大統領の就任に合わせ、お祝儀と

して韓国財閥大手11社が、合計110兆円もの

大規模な設備投資計画をぶち上げている。

李在鎔氏が、8月に恩赦されて副会長から

会長に昇格し本格的に陣頭指揮を執るサムスン

電子は、設備投資計画の見直しはないとするが

SKハイニックスは当初の投資計画を半分に、

現代自動車も設備投資繰り延べを発表。

その他、多くの企業が軒並み、予定されていた

投資計画を撤回または縮小、保留する方針。

欧米各国は、高いインフレを抑制するための

挙って金融引き締めを急いでいるため、今後の

景気の減速は避けられない。

輸出立国の韓国、安泰だと楽観していた輸出も、

ウォン安が進む追い風の中で、9月の輸出は

前年同月比2・8%増と鈍化傾向が続く。

韓国を代表する大手企業も過去の借入金返済に

追われ、高金利と輸入する原材料や部品の

輸入価格高騰、物価高で苦しむ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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