新型コロナウイルスの第7波は、オミクロン株
から派生した[BA.5]が主流だった。
10月には、1日当りの新規感染者数が2万人
台にまで減少したが、11月に入ると共に増加に
転じ、中旬には10万人超に拡大。
第8波の始まりが確実になった様相になった。
米疾病対策センター(CDC)によれば、米国では、
BA・5は8月20日までの1週間では感染者のうち
86・4%を占めていたが、11月5日までの1週間
では39・2%と半数以下になった。
替ってBQ・1系統が徐々に増え、35・3%に達した。
世界保健機関(WHO)や専門家は、オミクロン株の
派生型である[BQ・1系統]と[XBB]が広がる
可能性があると、注視している。
[XBB]は、シンガポールで10月に一時的に急増。
BA・2系統のうち二つの変異株が、組み合わ
さった組み換え体と言われる。
[BQ.1]は、[BA.5]の亜系統でいくつかの重要な
抗原部位にスパイク変異が起きている。
これらの派生型は、従来のオミクロン株と
比べると、感染者における割合が増加傾向に
あり、免疫から逃れる能力が高い可能性がある。
しかし、実際に感染した場合の重症化リスクが
高まったり、免疫逃避が起きたりしたことを
示すデータはまだ確認されていない。
先ずは、オミクロン株系統に対応したワクチン
接種を急ぐことが肝要だが、政府は呑気なものだ。
新規感染者が、10万人を超えて拡大を続ける
11月中旬の接種率は10%そこそこに止まる。
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