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2022年11月22日火曜日

第8波にWHOも懸念の[XBB]・[BQ.1]系統

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
円 成 寺 山 門



新型コロナウイルスの第7波は、オミクロン株

から派生した[BA.5]が主流だった。

10月には、1日当りの新規感染者数が2万人

台にまで減少したが、11月に入ると共に増加に

転じ、中旬には10万人超に拡大。

第8波の始まりが確実になった様相になった。

米疾病対策センター(CDC)によれば、米国では、

BA・5は8月20日までの1週間では感染者のうち

86・4%を占めていたが、11月5日までの1週間

では39・2%と半数以下になった。

替ってBQ・1系統が徐々に増え、35・3%に達した。

世界保健機関(WHO)や専門家は、オミクロン株の

派生型である[BQ・1系統]と[XBB]が広がる

可能性があると、注視している。

[XBB]は、シンガポールで10月に一時的に急増。

BA・2系統のうち二つの変異株が、組み合わ

さった組み換え体と言われる。

[BQ.1]は、[BA.5]の亜系統でいくつかの重要な

抗原部位にスパイク変異が起きている。

これらの派生型は、従来のオミクロン株と

比べると、感染者における割合が増加傾向に

あり、免疫から逃れる能力が高い可能性がある。

しかし、実際に感染した場合の重症化リスクが

高まったり、免疫逃避が起きたりしたことを

示すデータはまだ確認されていない。

先ずは、オミクロン株系統に対応したワクチン

接種を急ぐことが肝要だが、政府は呑気なものだ。

新規感染者が、10万人を超えて拡大を続ける

11月中旬の接種率は10%そこそこに止まる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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