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2008年11月3日月曜日

アケビを拾う

黄色いアステイルベ  油絵  10号



久々に歩いた山の森の中は、本格的な黄葉の季節

までは、まだ少し時間がありそうでした。

それでも落ち葉が散り始めていて、吹き溜まりになる

場所では、道を覆っています。

残念に思ったのは、ホウノキの葉が多く落ちていましたが

既に、時間が経ちすぎていて、拾って帰って使えそうな

ものは見当たりませんでした。

2時間ほど歩いて帰りのルートのある南斜面の道を

歩いていると、山手の斜面の溝の傍で、アケビの実が

落ちていたのです。

上や斜面側を見ても、それらしきアケビのツルや葉も

見当たらず、多分、斜面の上のほうから転がってきた

ようです。

近くを探してみると、溝の中にも落ち葉に半分潜り込む

ようにしている実を見つけました。

周囲を探しても見当たらず、結局は二つだけでしたが、

私以外にもハイキングにやってきているグループが

ありましたが、私が拾えたのは幸運でした。

更に下ったところでは、やはり傍らにつぶれている実が

一つありましたので、周囲を探すと、反対の崖側の落ち

葉の上で、衝撃で割れていて、熟れた中身の一部が

飛び出していました。 

しかし、充分食べられそうなので、ゴミの持ち帰りに

備えてポケットに入れていた、ビニール袋に、汚れを

落としてから、大事に入れて持ち帰りました。

落ちてきたアケビを当てにしてやってくるイノシシや

タヌキには、申し訳なかったですが、久しぶりの山の

幸を今夜の食卓に飾ろうと楽しみにしています。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?

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