モネ ひまわり 油絵 10号
川の堤や公園、お寺や神社と言った紅葉の楽しめる
場所は散歩の人にとっては日々の憩いのコースです。
ポイントになるところでは、やはり圧倒的にカメラを
趣味にする写真マニアでしょう。
好天の日は朝から、朝日を浴びる紅葉の映えるポイント
は、カメラマンで賑わっています。
もう一つ繰り出してくるのが、絵画グループ。
グループの到着に備えて、用意してきたグランドシート
敷いて場所取りをしている人も居ます。
カメラを構える人たちと陣取り合戦をしている場所も
見受けられます。
三脚を立てたままで、写真と撮ったらさっさと場所を
空ければといら立っている人もあるでしょうが、カメラ組
にしてみれば、太陽の当たり具合で変化する情景を
追っかけたいのであって、いたずらに時間延ばしを
しているのではないと、言いたげです。
そんな中、気をつけて歩いていると、紅葉には目もくれず、
黙々とお寺のお堂や鐘楼のある土塀を描いている人が
少なくないようです。
紅葉目当ての人たちが去った後も、秋の日が暮れだす
中で、描き続けている人を3人も見かけました。
日が傾くと寒さが一気に足腰に忍び寄る中で、一心に
筆を動かしている人を見るとご苦労さん、と声を掛けたく
なるほどです。
私のように、気が向いたところだけデジカメで撮って
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