アンスリウム 油絵 10号
夜明けの最低気温が日によっては10度前後まで下がる
ことも珍しくなくなって来ました。
秋の気配が濃くなってきて、紅葉が目立っているのが
ナンキンハゼとサクラです。
ナンキンハゼの毒々しい赤さは好きではありません。
サクラの葉の紅葉にも、葉に備えられている色素成分
により、色合いに大きな差が見られます。
ソメイヨシノは黄色が勝つ黄葉で、木にりは日当たりの
加減で、紅い色合いが混ざった部分が見られます。
公園の枝垂桜は花の豪華さに比べると、黄葉は淡白で、
白色が入ったような薄い黄色に、時には少し緑を残して
散っています。
サクラ全般を、トータルで見れば、ヤエザクラ系が赤が
勝った紅葉が多いようです。
一枚の葉を、鮮やかな赤と黄色に染め分けているもの
が見られ、盛り付けられた料理の器の端に添えられて
秋を演出する小道具として人気があります。
カメラマンが狙っている木は、決まってヤエザクラです。
日当たりや暑さに関係している部分もあるでしょうが、
難しく言えば、アントシアニンの含まれ方と働きに差が
あるようです。
サクラの落ち葉を好んで食べるシカに聞けば、もっと
はっきりするかもしれませんが。
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