ページ

2008年11月6日木曜日

枯れ尾花

ひまわり畑  油絵  10号



晴れの予報も外れて今日も一日小雨に。

小雨と言うよりは霧雨で一日が終わりました。

降るなら降るではっきりして欲しいと思った人が少くない

と同情する休日でした。

半日でもきちっと晴れてくれば、と行楽のスケジュールを

組んでいた家族には憎らしい雨模様で終わった一日。

中には、お蔭で一日ゆっくりごろ寝で過ごせて、体調

の挽回で、喜ばしい一日であったお父さんも。

困ったのは後がない稲刈り。

予定していた稲刈りは出来ず、畑仕事もできすで、

イライラの一日であった休日農業の人も。

私も、今日は稲刈りも芋掘りも参加出来ずに、今年は

ちょっぴり寂しい秋になりました。

夜になって雨も上がったようなので、大丈夫だろうと

雨の備えもなしに、ぶらりと散歩に出たものの勝手が

違う暗さで落着かぬことこの上なしでした。

人と出会わぬ方が落着くと勝手に思っていることの

過ちを知る暗闇の一人歩き。

すれ違った人に思わずドキッとし、風もないのに動く

草木の気配にびくっとして、心休まらず。

道端の見慣れているキバナコスモスの中にボーと

浮かぶ三つほどの白っぽいものにも。

心を落ち着けて、近寄ってみれば、何のことは無い

黄白色の花が混ざっていたのです。

昼間には、幾度となく通りすがりに目にしながら気付か

なかったことに詫びて、花を思わず手にとって眺めました。

一部が八重になった大輪に花です。

心がやっと安らんだひと時のあった闇夜の散歩でした。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?

0 件のコメント: