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2008年11月19日水曜日

キク科の花

ピカソ 玉葱と書物のある静物 油絵 10号





住宅街を散歩していると実に多彩な色々の花の種類に

驚かされます。

趣味で庭を花園にして、四季の花を植えて楽しんでいる

家庭が多いことなのでしょう。

初秋から、この季節にかけてのキクの季節には、日本を

代表するキクやコギクなどは、キクの花だとわかりますが

キクの花に見えて、近づいてよく見ると別の花である

ことが多くあります。

たいていの場合は、お抱えの「花学者」からはキンセンカ

の仲間だろうとの答えが返ってきます。

そこで、キンセンカの仲間を図鑑で見て納得しました。

日本のキクとよく似た外観を備えているのもそのはずで

キンセンカもキクの仲間で、地中海地方が原産のキク科

の花でした。

ただ違うのは、色だけでなく多彩な外観を備えた花に

改良されて、園芸種として日本で親しまれていることです。

見かけた花は、門の横の石垣の上に植えられていて

白色とピンク色、一部に固まっている紫色の花でした。

メモに書きとめた名前は、白色系統が、デイモルフェスカ

紫の花が、オステルオスペルマムとなっています。

アフリカンデージの仲間とも記されています。

花の形は同じですが、色が違っていて名前が異なると

いうことですね。

でも、この花を植えた家の人は、尋ねた人に、こんな

名前をスラスラ言って説明できるのかな、と思います。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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