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2008年11月27日木曜日

年賀状の時期に

平山郁夫 ブダガヤの大塔  油絵 10号




毎年のことながら年賀状が売り出されると、もう年末か、

という気持ちよりも、またか、という気持ちが強くなります。

一年間の締めくくりも仕上げも、何も出来ている訳でもなく

まだ、毎日を懸命に過ごしている時に、新年の話題が

出てくるとガックリしてしまうのです。

新年の備えどころか、未だ今年の進行中です。

それでも花のほうは季節に合せて、サザンカが咲き

畑では、ハボタンが出番待ちで、形と色合いを整えて

来つつあり、シクラメンの鉢植えが店頭に並び始めました。

もたもたしていると、やがて今年の10大ニュースが

話題に乗せられていや応なしに、今年も締切りとなります。

四季の感覚が無い熱帯地域で、特に宗教や伝統に

縛られない気楽さで2~3年過ごすと、日本人は馬鹿に

なってしまうと良く聞かされ、海外赴任などでは注意

すべき心得ごとです。

一年中Tシャツ姿で、朝6時に夜が明けて、夕方6時には

日が沈む繰り返しの生活を続けていれば、歳も年も

関係ない日々の積み重ねとなります。

老人に年齢を聞くと、私はあの人の3歳下だとか、学校に

通っていた頃、あの人が上級生だったとか、他人との

比較で年齢を語る人が居ることが納得できます。

60歳になれば定年、75歳になれば後期高齢者などと

区切られない人生の方が幸せだと、つくづく感じます。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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