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2008年11月16日日曜日

エンゼル トランペットの花

ゴッホ ユリのある静物 油絵 10号




始めてこの花を見たときは、不思議な花だと思いました。

トランペットだ、と名前を教えてもらったときには、そっくりな

外観を備えているので、忘れることはありませんでした。

トランペットでなければ、昔の蓄音機についていたラッパ

と言うところでしょう。

何年か過ぎてから、エンゼル トランペットが正式名で

和名は、チョウセンアサガオだと聞いたときには、朝鮮

半島では、日本の朝顔のように、各家の庭で育てていて

一般的な花だと信じていたのです。

最近では、あちこちの庭で見かけるようになり、それほど

珍しい花ではなくなってきました。

花の本を見ていて、この花はチョウセンアサガオとは

種類が全く異なります。

ただ単に、花の形状が多少似ていることや、江戸時代に

海外から持ち込まれた花であることから、単純にチョウ

センという名前を冠しただけのことのようです。

原産地は南アジアということですが、問題は、この花には

毒があって、それも可なり強力な毒性を備えていて

トランペット代わりに口にくわえて遊ぶなどは、非常

危険なことになります。

手近にあって、子供が遊び道具にするには格好の花

ですから、危険性を周知させることが必要です。

先日、散歩の途中で見かけた花は、花の先がやや濃い

ピンクでもたが白くでボカシになっており、花の直径が

15cm以上のあるような大輪の見事なものでした。

長さも30cmほどもあり、10個余りがぶら下っている

大きな木でした。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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