始めてこの花を見たときは、不思議な花だと思いました。
トランペットだ、と名前を教えてもらったときには、そっくりな
外観を備えているので、忘れることはありませんでした。
トランペットでなければ、昔の蓄音機についていたラッパ
と言うところでしょう。
何年か過ぎてから、エンゼル トランペットが正式名で
和名は、チョウセンアサガオだと聞いたときには、朝鮮
半島では、日本の朝顔のように、各家の庭で育てていて
一般的な花だと信じていたのです。
最近では、あちこちの庭で見かけるようになり、それほど
珍しい花ではなくなってきました。
花の本を見ていて、この花はチョウセンアサガオとは
種類が全く異なります。
ただ単に、花の形状が多少似ていることや、江戸時代に
海外から持ち込まれた花であることから、単純にチョウ
センという名前を冠しただけのことのようです。
原産地は南アジアということですが、問題は、この花には
毒があって、それも可なり強力な毒性を備えていて
トランペット代わりに口にくわえて遊ぶなどは、非常に
危険なことになります。
手近にあって、子供が遊び道具にするには格好の花
ですから、危険性を周知させることが必要です。
先日、散歩の途中で見かけた花は、花の先がやや濃い
ピンクでもたが白くでボカシになっており、花の直径が
15cm以上のあるような大輪の見事なものでした。
長さも30cmほどもあり、10個余りがぶら下っている
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