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2009年6月5日金曜日

インフルエンザは、もう大丈夫?

12輪のひまわり  複製画  10号



兵庫県と大阪府で国内での最初の感染者が確認された、

5月15日以降、感染拡大抑制に備えた休校措置が

採られる中、爆発的に感染が広がった新型インフルエンザも

月末には、やや感染拡大の勢いを落としています。

6月1日現在では、国内13都府県で380人に達しましたが

一週間の感染確認者増加数は39人に止まりました。

毒性が弱毒性であったことが幸して国内では、現在の

ところ死者は出ていません。

しかし、健康管理と社会的な対応の問題はこれからです。

1918年から発生したスペイン風邪では、春から夏に

掛けて第一波が襲いましたが、大きな人数の犠牲者は

出ていなかったのですが、秋から翌年の春に掛けての

第二波ではウィルスの毒性が10倍にも達し、全世界で

4000万人とも5000万人とも言われる死者が出ています。

この時の記録では、我国で2300万人の人が感染しており、

この内、38万の人が死亡していて、死亡率は1.65%と

非常に高い数字を記録しています。

その後の大規模に感染者が拡大したインフルエンザは

1957年から1958年に掛けて、中国南部から広がった

アジアインフルエンザです。

春から夏に掛けては感染は若年層が中心で、大きな

被害者は出ていません。

しかし、第一波が終息した、2~3ヶ月から始まった第二波では

高齢者を中心に非常に高い致死率を示したといわれています。

中国国内では、丁度毛沢東による独裁化が始まった

混乱期であるために詳細は不明ですが、中国国内の

死者数は200万人を超えたと伝えられています。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?





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