
F1と言っても、国際自動車連盟(FIA)が主催する自動車
レースのフォーミュラ1のことではなくて、生物の遺伝で
生まれてくる雑種の第一代目のこと。
小学校で習ったメンデルの法則が思い出される。
純系の二つのエンドウマメの間で出来た最初の子が
F1と呼ばれて雑種の第一代ということ。
遺伝子には両親の性質を備えていて、例えば色が違って
いた場合には、F1では優勢であった方の色が現れる。
特に人工的に二つの種類の生物を組み合わせて雑種を
創りだした時には、この雑種をハイブリッドと呼んでいる。
花や野菜の種を創り出すのに一般化している。
3年前に大輪のアサガオの苗を買ってきて植えて、その種を
翌年用にと取り残して、植えたところがどうだったか。
良く育ってツルは非常に勢い良く伸びるものの花は小さな
青い花が沢山咲くばかりで、小振りのノアサガオ並みに。
日除け代わりに放っておいたら、昨年はこぼれた種から
あたり一面アサガオだらけに。
咲いた花はやはり蔓ばかりが日所に元気良く、花は小振りな
青い花が付き、今年もまた環境が気に入ったのか、あちら
こちらでアサガオの芽が雑草のように生えてきている。
この元気な種類と大輪の美しい花を付ける遺伝子を備えた
劣勢になる種類とから生まれた雑種のF1苗からは
美しい花が咲いたものの、F2,F3となると先祖がえりを
して、唯のつる草並みのアサガオになってしまっている。
美しいアサガオを見たいなら、F1の種を購入するしかない。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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