6月に入ると田植が進み下旬にはほとんど所で終わります。
田植後半月ほど経っている田には、早くも小さな動物達が
動き回る姿が見られ、子供達にとっては楽しい動物園です。
とりわけ動きの激しいカブトエビやオタマジャクシに人気が
集まっています。
頭部分が丸くて尻尾にかけて細くなるナツメ型の甲羅を
被り、細い胴体の先に長い尻尾を2本付けている姿は
生きている化石に相応しい怪獣の時代を思わせるのが
人気のある理由でしょう。
カブトエビは甲羅の裏側の腹側に多くの脚を両側に
備えていて、それを激しく動かしながら田の土を掻き混ぜ
ながら自由自在に動き回る姿は見るものを楽しませます。
この他の土を掻き混ぜる運動量のすごさが、雑草が
生えてくるのを妨げるため、農家にとっては草取り作業が
軽減されるので、草取り虫とも呼ばれています。
2ヶ月ほどの短い生涯ですが、卵は乾燥や寒さにも
非常に強い生命力を備えていたことが、2億年もの間、
生き永らえることにつながりました。
もう一つ目立つ生物がジャンボタニシで、食料にするために
20年余り前に持ち込まれたのが、日本人の食用に適さず
放棄されたり養殖場から逃げ出しのが生活環境が適して
いたために稲苗などを食害する厄介者になっています。
毒々しい赤い卵は苦味がきつく、鳥なども食べないことも
分布が広がる要因になっています。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
健康と安心のメタボへの備えは?
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