赤富士 油絵 10号
3年前には、荒れた硬い土にカタバミが生えていました。
こんな環境の悪い場所で花を咲かせるカタバミとは、
生命力の強い植物だなと思う程度で、せっせと抜き取って
庭の片隅に放り投げていました。
花や野菜苗を植えるたびに腐葉土を入れて肥料もやり
結果を求めるわけでもなく、世話のほうも中途半端でした。
冬の草の少ない時に、今年の苗床にする場所を中心に
出来るだけ掘り起こして腐葉土を加えて春の種まきに
備えて土作りをしたのです。
昨年採り残したゴーヤやアケビなどの種を撒く時に気付いた
のが、至る所にカタバミが小さな葉を出していることでした。
そこで、冬の間の土の掘り返して、カタバミの小さな芋状の
鱗茎をばらまいていたことです。
それからは、苗を植える度に、細いスコップで小まめに
周辺のカタバミの鱗茎を取り除く闘いの始まりです。
お彼岸を過ぎると俄然勢いを増してきて、大きな葉の下には
15mmぐらいまでにも太ったイモがあり、踏み潰して
繁殖を防ぐジェノサイド作戦です。
このイモは栄養価もあって、食べられるそうですから、
出てきた大きなイモを見ながら、食べられることを知ったら
もう少し控え目に振舞うのではないかなと、思ったりしての
闘いが続いています。
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