朝日の富士山 油絵 10号
NHKでも、日本人と傘の関係を報じていましたが、何と
日本人の年間の傘の消費量は1億3000万本だとか。
一人当たり、年間1本買って、1本廃棄している計算に
なりますが、改めて生活では切り離せない関係になって
いることに驚かされます。
当然のことながら忘れ物では例年トップが指定席です。
ニュースで、遺失物の競売品が即売される場面では
山積みされた傘の山に驚かされますが、日本国内では
年間38万本ほどの傘が拾得物として届けられています。
それ以外に拾うて届けられずに放棄されているビニール
傘などを加えると膨大な本数になることでしょう。
反対に傘を忘れたとして、届け出のあった件数は、拾得
件数に対して、0.7%ほどと非常に少ない比率です。
日本人にとって傘は、忘れても左程惜しくは無い消費物
として扱われていることが良くわかります。
6月11日は傘の日で、丁度入梅がこの頃ですから、
傘のお世話になる機会が増えると共に、置き忘れも
一気に増える時期になります。
100円傘が幅を利かす反面、2~3万円の高級傘が
売れ筋だと言います。
このレベルの傘なら肌身離さずに大事にして置き忘れる
ことも無いでしょうが。
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