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2009年6月13日土曜日

遂にパンデミック状態に

ひなげし  複製画  10号



6月11日にWHOは、新型インフルエンザが世界的な

切れ間の無い感染拡大を続けていると判断して、危険度の

最も高いフェーズ6に引き上げると共にパンデミックの

状況にあると宣言しました。

この日、世界全体で報告された確定感染者数は28000人を

超えており、症状が軽度のために治療を受けていない人も

相当数に上る可能性があるとしています。

また、死者数は144人で、報告事例の数字上では、致死率は

0.5%であり、季節性インフルエンザの日本国内の平均的な

致死率の数倍に当ります。

毒性が弱いからと言って決して侮ってはならないことで、

日本国内では拡大の勢いが落ち付いているとは言え

感染防止に備えた対応をおろそかにしてはなりません。

とりわけ、糖尿病や身体の疾患を持つ人はウィルスに

たいする抵抗力が低いために注意が必要です。

これから冬に向かう南半球では、感染拡大が勢いを

増してきています。

チリでは1674人、オーストラリアでも1307人と、1000人を

超える感染者が出ており、まだ、拡大の傾向にあります。

パンデミックなったことで、国境閉鎖や人の移動制限など

過剰な対応をしないように、また、医療の水準の低い国に

対して人道的立場から協力して防疫や治療に協力するように

呼びかけています。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?





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