ページ

2009年8月6日木曜日

不安な日本の食の安全と安心

青い花瓶のバラ  油絵  10号




もう既に忘れ去られてしまったように、最近では話題にも

ならない毒餃子事件は、未だ原因も発生状況も明らかに

されぬまま、中国側の常套手段であるダンマリで、解決は

放置されたままです。

横流しされた回収品から、中国国内で混入された毒による

中毒患者が出て、中国国内での犯行が明白になってしまい

今更、犯行の内容などの詳細を公表することはないとの

中国側の一方的な判断によるところもあるのでしょう。

では、日本国内で、このような意図的な食品汚染行為に

備えた対策を採っているかを、アンケートで調査した結果では

食品関連事業者の29%が「何もしていない」と回答しています。

29%の数字が多いか少ないかではなくて、1/3近い

業者が食品の安全性の確認の意識も機能も備えていない

ということになれば、これは非常に不安な比率です。

更に、不安を高める調査結果は、アンケートの調査表の

回収比率が、6万近くもいる業者の内の23%にしか

過ぎなかったことです。

食品の安全性維持、確保に関心を持たない人は、「何、

こんなものを」をアンケートを無視するでしょう。

食の安全と安心を守ることは重要なことだと意識して

今は「何もしていない」と正直に回答したのは、全業者の

8%ほどだったことに成りますが、無回答の77%の

恐らく相当数は、アンケートの持つ重要性すら無視した

ことになり、他の国のこと以上に、我国の方が食の安全と

安心には無関心で、無防備なのだと考えてしまいます。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?





マイケルを悼む DVD










0 件のコメント: