ページ

2009年8月23日日曜日

自動車の閉じ込め注意

ミレー  晩鐘  複製画  10号



8月上旬に兵庫県や関東地方を襲った豪雨では予測外に

多くの被害が発生しました。

特に、町の中央を流れる川が氾濫して、佐用町では

洪水発生に備え避難勧告や命令の発令が後手に回った

ことも被害を大きくしたと伝えられています。

今回の台風9号による被害の中で、見逃せないのが

JAF(日本自動車連名)による救助活動のないようです。

関東甲信越地方では、10日の午前0時から13時までの

間に3200件余りの救助要請があったという件数の多さです。

更に、その中で注目すべきことは、水中に浸かり水圧などで

扉が開かず、車の中に閉じ込められてしまった事故です。

吸入口の位置が低い場所になっている構造の車が多い

こともあり、冠水した中へ車が入る込むと吸入口から水が

入ってエンジンが停止してしまうケースが多いそうです。

問題は水位が上がって、ドアの三分の一程度まで水が

来ると、ドアが開けられず、閉じ込められてしまうことです。

こうした場合には車と共に流されたり、水没につながる

場合もあるために、一刻も早く脱出する必要があります。

この危険性から逃れるにはウィンドウガラスを破って

脱出することになりますが、ガラスは普通ガラスのように

容易には割れず、大きめの金づちなどを使わないと割れ

ないために緊急脱出用のハンマーを車内に備えて置く

ことを勧めています。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?



0 件のコメント: