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2009年8月18日火曜日

タチアオイの花

接吻   複製画  10号



何時も通る道で、タチアオイが今年も6月の始め頃から

道行く人の背丈ほどの花の茎を何本も突き出して、下から

順番に花が咲き出していました。

濃い赤色のタチアオイで、7月の中旬までは、丁度目線の

位置ぐらいまでの高さでした。

茎についている蕾の間隔も、花開く順番が近づくに連れて

赤い光のライトで道行く人を照らしいるようなスタイルです。

通るたびに花だけに気をとられていましたが、改めて見ると

茎の長さが3mほどもあることに驚かされます。

花の中では、最も目立ちたがりの性格を備えている花でしょう。

日本には古い時代に、大陸から渡ってきたようです。

胃腸薬の成分も備えていて学名も、このことに因んでいます。

万葉の時代には、咲いていたようですが、詠われている

アオイ(あふひ)は、フユアオイだとされています。

 梨棗(なしなつめ) 黍(きみ)に 粟(あは)嗣(つ)ぎ

    延(は)ふ 田葛(くず)の  後も逢(あ)はむと

            葵(あふひ)花咲く
                作者不詳   7-3834

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?







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