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2009年8月28日金曜日

中国の暴力団狩り

塔のある通り  複製画  10号



中国では市場化経済の発展で、都市部に住む人々は

豊かになっていますが、景気がよく良くなれば比例して

裏社会の経済も発展しています。

特に暴力団の活発な動きは、企業だけでなく政府の

組織にも食い込んでいて深刻な問題になっています。

特別市の重慶市で、6月中旬から2ヶ月間、暴力団の

集中取締りが行なわれて、暴力団関係者を1500人余

また、刑事事件の犯人を1000人以上を逮捕する成果

上げて注目されています。

特に重慶市は暴力団犯罪が他の都市と比べて多かった

ために市民からは歓迎されています。

このニュースを知った国民からは、自分が住んでいる町にも

同じような取締りをして欲しいとの声がネットに多く寄せられて

いると言われています。

反面、同市の薄煕来・共産党委員会書記が、2012年の

共産党大会での昇進に備えた実績作りとの見方あるようです。

一方、南の広州市では、警察がナイトクラブなどで働く

経営者や従業員から一方的に指紋やDNAの採集を

初めて大きな問題になっています。

犯罪者の発見・検挙目的だけでなく、犯罪の抑止や捜査の

効率化に備えた措置で、法的に認められているとして

協力しない従業員は就労を禁止すると強硬です。

新聞は人権侵害だとしていますが、さてどうなることでしょう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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