花瓶の12輪のバラ 複製画 10号
アメリカでは国民の2/3余りが肥満である肥満比率が
非常に高い国です。
欧米人は、もともと肥満体質を備えているからではなく、
やはり生活習慣を大きく影響しています。
特にアメリカ南部の東部地区の諸州で肥満比率が高く、
一位のミシシッピ州では、標準数値より高いと分類されて
いる肥満の人の比率は68.1%を示しています。
以下、ウエスト・バージニア州、アラバマ州、ルイジアナ州、
サウスカロライナ州と続き、この地域の州がトップ10の
大半を占めています。
反対に肥満の人が少ない州のトップは、コロラド州で
唯一、20%を下回る18.4%です。
以下、モンタナ州、ユタ州と中部に肥満率の低い州が
固まっていて、日本の24%台を下回っています。
メタボリックシンドロームの判定基準として、日本では
腹囲を用いていますが、アメリカでは世界的な共通基準に
なってきているBMIの数値で判定しています。
BMIの基準は身長と体重の比率です。
体重(Kg)を身長(m)の二乗した数値で割った数字が
22の場合を肥満率で標準とし、25を超えると肥満と
なります。
アメリカでは、この数値が25の場合を over weight
標準オーバーで、30を超えると obase 肥満としています。
日本人の備えている体形と欧米人のそれとの差による
ものです。
背が高くなってきている現代っ子とそれ以前に育った
オジサン・オバサン族とは身長の差で、メタボ判定には
不利な判定基準になると思いますがね。
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