ゴッホ アイリス 複製画 10号
衆議院選挙の投票日が近づいてきました。
選挙カーのボルテージも拡声器が備えている能力一杯
まで上げて、がなりたてて街中を走っています。
暑いのに戸を閉めてあと少しの辛抱と我慢を言い聞かせて
やり切れぬ騒音に耐え抜かねばなりません。
候補者も必死でしょうが、折角投票しても、持っている
1票の重みが半分しかないとなれば、白けてしまって
投票に行く気もしないと言う人も少なくないでしょう。
前回、05年の総選挙では、鳥取県の1票は、神奈川県の
2.17倍と大きな格差がありました。
今回も、改善が為されず、前回とほぼ同様の格差のままです。
最高裁では合憲と判決が出ましたが、さすがに3倍を
超えた1990年度の選挙では違憲状態とされたものの
選挙自体が無効とはなりませんでした。
2倍少々なら合憲とする判断の根拠も明確ではありません。
今回の選挙では、選挙権の平等化、格差是正に不熱心な
裁判官2人を不信任にしようと運動をしている「1人1票
実現国民会議」の紹介記事もありました。
我々が選ぶ議員が間接的であれ最高裁判事を任命します。
国民の1人1人がもつ投票権が平等性を備えていなければ
議会民主主義の原理原則に反していることになります。
神奈川県選出議員の国会での投票権が鳥取県の2倍の
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