花と花瓶 油絵 10号
高騰などの問題もあり、環境に優しいエネルギーの活用が
世界的な流れになっています。
太陽電池や燃料電池などによる一般家庭の発電設備の
設置促進に備えて、7月1日には「エネルギー供給構造
高度化法」が成立しています。
太陽電池の場合には、一般家庭では電池パネルの
発電量が3KWほどは必要で、5人家族の平均的な電力
使用量では4~5KWの電池パネルを備える必要があります。
パネルの平均的な価格が1KW当り、70万円だとすれば
最低210万円から350万円ほどが必要です。
国や自治体から70万円余りの補助金が出るようですが
投資した金額を、発電した電気を電力会社に売った金額で
取り返そうとすると、電力買取価格が従来の2倍になる
条件を備えた新制度でも10年以上はかかるようです。
メンテナンスフリーだと宣伝されていますが、元々素人が
屋根の上に上がって点検や補修など出来る訳がないので
発電能力の低下や接続不良があっても故障に気付かない
のが一般的です。
需要化が故障に気付いて届け出た故障率は、報告では
13%だとされていますから、発電能力ダウンなどの小さな
屋根の上の故障を加えると倍以上になるかも知れない
ところに不安が残ります。
メーカーや販売店に点検義務がないのも非常に不安です。
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