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2009年10月1日木曜日

温暖化対策の会議が始まる

桜並木  油絵  10号




タイのバンコクに180を超える国や地域の代表が集まって

地球温暖化防止に備えた国際会議が行なわれています。

22日の国連気候変動サミットでオバマ大統領が温暖化に

よって世界の人々の安全と安定が脅かされているので

この流れを変えるために残されている時間は余りない、と

演説し各国の協力を要請しましたが、タイの首相も同様の

趣旨の演説で危機感を表明しています。

イギリスの「南極研究所」の発表では、過去5年間で

温暖化のために南極大陸やグリーンランドを覆っている

氷が溶け出した厚さは最大で1.5mにも達していることが

測定され、その範囲は数百キロになると報告しています。

日本人にとって身近な例としてはオホーツク海の流氷が

北海道沿岸に到達する時期が遅くなり、また量が著しく

減少している例があります。

気象庁が観測しているオホーツク海の海氷観測でも、

海氷の覆う面積が既に1/3以上小さくなり、更に減少する

傾向が強まっていることです。

2008/09年の冬の流氷のデーターでは、網走に到達した

流氷の初日は2月3日で例年より14日遅く、なくなったのは

3月17日と30日も早かったのです。

30年間の平均記録と比較して44日間も期間が短くなって

しまっているのです。

今後は、折角流氷見物に出かけても出会えないことが

更に増えることでしょう。

現地に長期滞在して流氷の訪問に備えない限り、出会え

ない日がやってきそうです。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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