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2009年10月19日月曜日

ますます暑くなる日本

卓上の花  油絵  10号




国連の気候に関する機関(IPCC)の報告では、日本の

真夏日が今世紀末までには現在の日数より倍の日数に

なると報告をしています。

日本列島の直ぐ南の海上で、今年も台風が発生するかと

思うと、瞬く間に発達して被害を与える9号台風があるかと

思えば、10月7日に上陸した18号は、日本に近づいてから

急速に発達して、一時は中心気圧が620hPsで、最高

瞬間風速が75mでした。

2年ぶりに上陸した台風でしたが、台風の強力さを予報で

恐れをなしたことが、備えに結びついたのか、思いの外

大きな被害を被らずに幸でした。

しかし、上陸後も台風としての条件を備え続ける強力さで

北海道まで進んでも熱帯性低気圧に落ちずに、台風

日本を縦断するエネルギーを備えていました。

日本の南の近海の海水温度が27度という熱帯地方並みに

高い温度になっている事が大きな要因となっています。

地球温暖化は、日本列島が亜熱帯地域並みに暑くなり

真夏日も、当然多くなることを意味します。

現在、日本の平均の真夏日が54日が、80日になり

100日を超える所が当然のように出てきます。

この温暖化によって農産物や土砂災害による損失額が

毎年17兆円の発生すると推測されている非常事態です。

温暖化防止の備えへの取組みは、待ったなしなのです。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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