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2009年10月12日月曜日

新種の恐竜が見つかる

満月とフクロウ  油絵  10号



今から2億3000年前の三畳紀に恐竜が誕生して

地球上をのし歩くようになります。

その後のジュラ紀(1億9300~2億2500万年前)には

恐竜は巨大化し、全長が30mを超える首長龍や翼を

備えた恐竜も現れて恐竜が繁栄する時代が続きます。

白亜紀(6500~1億3600万年前)には、恐竜達は

多種多様に進化を遂げて、賑やかな恐竜界が出現します。

その頃に地球上を走り回っていた小型の草食恐竜の

化石が石川県白山市で見つかりました。

頭部や歯を含む11点で、研究の結果全体像がわかり

学会で新種であることが認定されました。

全長が約1m30cmほどの可愛い大きさで、二足歩行で

走り回っていたようです。

1億3000万年前の昔に、30mを超える巨大恐竜の間を

走り回って生活をしていたのでしょうが、よほどの敏捷さを

備えていないと押しつぶされたり、跳ね飛ばされたりと

危険極まりない生活環境だったことでしょう。

発見されたかせきそうで長年研究を続けてきた先駆者の

名前を付けて「アルバロフォサウルス・ヤマグチオロウム」と

命名されています。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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