樹氷 油絵 10号
花王が販売している「エコナクッキングオイル」などの
12種類の商品は、ヨーロッパでは早くからガンを引起す
恐れのあるグリシドールを発生させる「グリシドール脂肪酸
エステル」を含む食品については警戒を呼びかけていました。
今年3月にドイツの研究所により、現実にグリシドールが
ガンを引起す可能性の高いことが検証されたために、
「グリシドール脂肪酸エステル」を含む食品に対する、
警戒感が一気に高まりました。
6月には厚生労働省は、国際的にはガンを発生させる
証拠は実験で証明されていないから安全である、と
報告書で改めて、安全性のお墨付きを与えています。
花王は、世界的な危険性を訴える流れの中、日本国内でも
主婦蓮を始めとする安全性に疑問のある食品の販売は
中止せよとの要求に押されて、安全性には問題はないが
消費者に安心してもらうために自主的に一時販売を
見合わせると発表して、販売を自粛しています。
こうした中で消費者団体が開いた会合に、当事者の「花王」や
食品の安全に維持に携わる食品安全委員会や厚生労働省と
新生の消費者庁の担当者が出席しました。
消費者側から食品の安全性に備えた前向きな取り組みを
強く要求された食品安全委員会は、安全性について
早いうちに結論を出すとの回答をし、消費者庁は食品
安全委員会の結論が出次第、速やかに適切な対応を
しますと述べています。
政権が変わって、3ヶ月以前とは、政府の対応も少しは
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