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2009年10月3日土曜日

ギンナンの季節

初夏の川  油絵  10号




お彼岸が近づいた頃に公園のイチョウの大木のテッペンが

少し薄黄色に色付いて、銀杏もそれとわかる色になって

いましが、1週間もすると、イチョウの木が遠くからでも

ツリーのように黄色く色付いて見えるようになっています。

この頃になると風のためかカラスが落としたのか、実が

落ちているのが見られ散歩に来た人が拾ってゆくのを

見かけますが、イチョウの実だけは、何の備えもなく素手で

拾ってポケットへ入れて持ち帰えれず、扱い難いものです。

月末に近づいた頃の早朝、驚いたことに夫婦らしい2人

連れがバケツを持って拾いに来ていて、バケツ2つ分は

一杯に、更にビニール袋を持って拾い集めていました。

商売人の人だろうと推測しましたが、いつの間にか、多くの

実を落とすようになっていたのです。

公園内には、あちらこちらにイチョウの木が点在しており

これからは山の木々の間にも黄葉したイチョウの木が

目に付くようになります。

昨年に公園の中に立って黄葉したイチョウの木を数えて

みた事がありますが、その場所からだけでも十数本あった

記憶があります。

多くの実を付ける木の中でも、小振りな実は拾う人も

少なく、先日の木の実は、近寄って確かめたことは

ありませんが、早朝から狙ってやって来るほどですから

多分、大粒で商売になる品質を備えているのでしょう。

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