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2009年10月6日火曜日

新型インフル 患者数減るも油断禁物

東尋坊  油絵  10号



9月27日までの一週間に全国約4800ヶ所の指定

医療機関を訪れた新型インフルエンザの患者数が

前の一週間に比べて、約3万人減少して、24万人と

なり、患者数が増え始めた7月以来、初めての減少です。

これは、大型連休で医療機関が休診であったことが

大きく影響をしていますので、この結果で感染が下火に

なったと判断することは間違いで、決して感染力は衰えて

いないので、従前同様の感染防止の備えが必要です。

全国平均では4.25人で依然として沖縄県では12.12人と

10人を超えており、前週に倍増した大阪が8.82人で

沖縄県に続いています。

10人を超えていた東京都は、6.68人と大幅な減少に

転じていますが、連休の影響が大きいのかも知れません。

WHOは、25日に抗ウィルス薬のタミフルが効かない

耐性ウィルスの症例が、全世界で28例見つかっている

ことを発表しています。

このうち6例は重度の免疫障害のある患者ですが、

感染予防に備えて事前にタミフルを投与した12人から

耐性を持ったウィルスが見つかっています。

症状が確認されてから抗ウィルス薬の投与を受けることが

肝要で、新型インフルに感染しないための予防として

タミフルを投与することは避けるべきだと警告しています。

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