雷鳥 油絵 10号
台風が通り過ぎた後の心待ちにした秋晴れの予報に
勇んで森に歩きに出かけました。
倒木こそは無かったものの、10cmほどの太さの枝が
折れて落ちているのが2~3本目に付き、小枝は至る
ところで吹き飛ばされて落ちています。
路上一面にコナラなどの青い葉が散り敷いていて、
森の木たちも2年ぶりの台風の来襲に気を許していて
何の備えもしていなかったのだなと、いう感じです。
道の北斜面に高い杉の木があるところでは、道が錦を
敷いたような見事な彩を見せています。
飛ばされて落ちている小枝が、丁度3色になっています。
葉枯れが進んでいる時なので、枝先では茶色く根元には
まだ緑が残っており、間は黄緑から濃い黄色になっています。
落ちている枝の一つ一つが3色を備えていて、道を覆うように
敷いていると、少し目を細めて離れてみると錦そのものです。
思わぬ出会いに台風の置いていってくれた土産に大いに
感謝をして、一日を楽しませてもらいました。
残念だったのはあちこちで見つけたアケビは、既に中の
実はなく、イノシシに先を越されたようです。
最後のお土産は、通り抜けた神社にあるオガタマの木の
下に半分赤く熟したオガタマの実が4つ付いた枝先が
落ちてていたことです。
食卓の上で小さなガラスのコップに収まり、日々の祓えの
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