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2009年10月9日金曜日

我々の遠い祖先が見つかる

山の黄葉  油絵  10号



我々人類の祖先はサルであった、とよく言われますが

実際はサル、チンパンジーやゴリラと共通の祖先を持って

いるということで、決してニホンザルが進化して日本人に

なった訳ではありません。

現在では、アフリカの大地溝帯から見つかっている

1050~1000万年前のチョローラピテクス・アビシニクスが

最も古い大型の猿人類であるようです。

いわば、人類にとって最も古い祖先に近い猿人となります。

800~600万年前にヒトとゴリラが分れ、600~500万年

前に、ヒトとチンパンジーが分れています。

その後、ヒトに近い骨格を備えた原人と分れながら進化を

続けて現代人に進化してきます。

最近まではアウストラロピテクスと呼ばれている原人が

最古で、350万年前とされ、発掘された全身骨格は

「ルーシー」と呼ばれています。

この程、更に古い440万年前の原人の全身骨格が

エチオピアで見つかりました。

アルディピテクス・ラミダスと呼ばれるラミダス原人で

身長が120cmほどの成人女性で、「アルディ」と

命名されています。

手足に長い指を備えているので、林のある環境で生活して

いたのではないかと想像されています。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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