山の黄葉 油絵 10号
我々人類の祖先はサルであった、とよく言われますが
実際はサル、チンパンジーやゴリラと共通の祖先を持って
いるということで、決してニホンザルが進化して日本人に
なった訳ではありません。
現在では、アフリカの大地溝帯から見つかっている
1050~1000万年前のチョローラピテクス・アビシニクスが
最も古い大型の猿人類であるようです。
いわば、人類にとって最も古い祖先に近い猿人となります。
800~600万年前にヒトとゴリラが分れ、600~500万年
前に、ヒトとチンパンジーが分れています。
その後、ヒトに近い骨格を備えた原人と分れながら進化を
続けて現代人に進化してきます。
最近まではアウストラロピテクスと呼ばれている原人が
最古で、350万年前とされ、発掘された全身骨格は
「ルーシー」と呼ばれています。
この程、更に古い440万年前の原人の全身骨格が
エチオピアで見つかりました。
アルディピテクス・ラミダスと呼ばれるラミダス原人で
身長が120cmほどの成人女性で、「アルディ」と
命名されています。
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