2018年に爆発的に感染が拡大していた風疹は
年が変わっても衰えを見せない。
国は、外国からの訪問客が多くなるオリン
ピックの年、22020年度までに風しん排除の
達成を目指している。
風疹ウィルスに名前が似た「麻疹(はしか)ウイ
ルス」は非常に強い感染力を備えており、1人
感染者がいると、およそ15人前後の免疫を
持っていない人に感染するとされている。
一方、風疹ウイルスは5人前後の感染力と
されているが、インフルエンザウイルスと
比べると感染力は強いことが確認されている。
風しんの予防のためには、予防接種が最も
有効な予防方法とされているが、予防接種法に
基づく定期の予防接種を受ける機会がなかった
1962年(昭和37年)4月2日~1979年(昭和54年)
4月1日生まれの男性(現在39~56歳)を対象に
厚生労働省は、2019年~2021年度末の約3年
間に、定期接種(A 類)を行うことを発表。
この年代の男性の抗体保有率が特に低く、
2018年の風疹患者報告の中心もこの年齢層の
成人男性であった。
一方で、妊娠出産年齢の女性の抗体保有率は
概ね 95%以上で高く維持されている。
しかし、妊婦健診でおよそ20%近い比率で
充分な抗体を備えていない人が存在すること
から、特に妊娠20週頃までは、風疹ウィルス
感染には注意が必要としている。
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