海洋研究開発機構の海底探査船「ちきゅう」は、
12年前から和歌山県沖の海底の掘削調査を
行ってきたが、今年、2019年1月には、これ
までで最も深いおよそ3260mまで掘削する
ことに成功したと発表した。
これまで海底の下を最も深く掘ったのは2013
年の3058mだった。
最終的にはおよそ5200mまで掘り進めて、
巨大地震の発生源となる南海トラフのプレート
境界付近の岩石を採取して調べる計画。
この他にも、「ちきゅう」は南海トラフの陸側の
海底に存在するメタンハイドレートの調査も
行ってきており、海底資源探査にとっては
欠かせない存在感を備えている。
紀伊半島の南東沖にある熊野海盆の海底泥
火山の掘削で採取した泥火山内部の堆積物の
分析結果では、泥火山の山頂から590mの深さ
まで安定的にメタンハイドレートが存在する
ことが突き止められている。
南海トラフ周辺には、世界でも有数のメタン
ハイドレートが埋蔵されていることが判明。
メタンハイドレートは、石油や石炭に比べて、
2酸化炭素排出量は半分程度であることからも、
地球温暖化対策の代替天然エネルギーとして
大きな期待を担っている。
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