世界各国の障害リスクを調べている団体が
2016年に公開した資料によると、25歳以上の
人が脳卒中を発症するリスクは24・9%で、
男性が24・7%、女性が25・1%だという。
脳卒中は脳内での出血や血管障害を原因とする
急性脳血管障害だが、中国人は脳卒中リスクが
世界で最も高いという。
脳卒中発症リスクは、地域的には東アジアと
中欧、東欧で高いが、中でも中国は39・3%と
高く、特に中国の男性は41・1%と際立つ。
疫学的に見て、脳卒中の原因の頻度は、概ね
3人に2人は高血圧の人が発症している。
高血圧の人は、高血圧でない人より3~5倍と
発症リスクが高い。
原因として2番目に多いのが、糖尿病。
糖尿病疾患のある人は、糖尿病の無い人に
比べて、発症リスクは2~4倍となる。
3番目は脂質代謝異常、高脂血症の人だ。
また、最近の疫学調査では、肥満は脳梗塞や
心筋梗塞を起すリスクを2倍に高めるとされる。
中國安徽医科大学の医師は,「高血圧・高血糖・
高脂血の「三高」につながる生活スタイルを
見直し、健康にも配慮した生活を心がける
べきだ」と忠告している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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