頬がリンゴのように赤くなるため通称「リンゴ」
病と呼ばれている「伝染性紅斑」が、宮城県や
新潟県、東京都などを中心に広がっている。
かぜに似た症状が出て、頰などに赤い発疹が
できるのでこの名があるが、国立感染症研究
所によれば、2018年10月以降、患者が急増
しており、前年同期比でおよそ9倍とされる。
全国の約3000の小児科の医療機関からの報告
では、患者数は2018年12月までの3ヶ月間で
合計約2万6400人余りに上っている。
都道府県別の1医療機関当たりの患者数は
宮城県が2・42人と最も多く、新潟県が1・33人、
東京都、山梨県が0・8人などとなっている。
患者は幼児から中学生までで、ほとんどが、
ほおや腕、それに足などに赤い発疹が出てから
医者の下にやって来ているが、厚生労働省に
よれば、リンゴ病の患者は発疹が出る1週間
ほど前に微熱やかぜのような症状が出る時が
あり、その時に周りの人にウイルスを感染
させる移す可能性が高くなるという。
注意すべきは、妊娠中にリンゴ病に感染した
場合、およそ20%の確率で胎児にも感染し、
さらに、そのうちの20%は胎児に貧血などの
影響を与え、最悪の場合には、流産や死産に
つながるケースもあるとされている。
ウイルスはくしゃみやせきなどの飛まつ感染や、
物を介した接触感染で広がるため、インフル
エンザの感染予防と同様の備えが必要だ。
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